13人のロシア人が米大統領選妨害で連邦告訴された。
写真は、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館
【ワシントンAP】
ウラディミル・プーチン大統領の側近で一般のビジネスマンを含む13人のロシア人達が、16日金曜日、2016年の大統領選挙で、ドナルド・トランプ氏の支援を目的とするソーシャル・メディア宣伝活動により、相手方の民主党、ヒラリークリントン氏を妨害したと告訴されました。
米コンサル事務所の特別顧問、ロバート・ミューラー氏による連邦告発は、トランプ氏をホワイトハウスに送りこんだ選挙戦の最中に、ロシアの干渉があったとする最もダイレクトな指摘です。 同時に、選挙結果に影響を及ぼすべく、密かに動いたと思われるロシア人に対する最初の刑事告発となります。
この刑事訴訟では、アメリカ人は意図的に加わっていなかったとしつつも、大統領選挙や総選挙時に、政治的意見を振りかざす莫大かつ広範なロシア勢力あったという。
そのロシア人達は、サンクトペテルブルクを拠点とするトロルファームであるインターネット調査機関と協力して活動し、盗んだアメリカ人IDでアメリカ人政治活動家を装い政治集会に参加し、インターネット広告を買収して候補者を揚げ下げしたという。
サンクトペテルブルクの位置(赤印)
北緯59度57分 東経30度18分 59°57′N 30°18′E
多くの外国領事館、国際企業、銀行、企業がサンクトペテルブルクにオフィスをもつ。
サンクトペテルブルクには、世界最大の美術館のひとつ、エルミタージュがある。
(産経新聞版)
ロシアによる米大統領選干渉疑惑で、モラー特別検察官は16日、ロシア人13人とロシアのネット企業など3団体を連邦大陪審が起訴したと発表した。
起訴状によると、ロシアは2014年から大統領選を含む米国の政治制度への干渉を開始。被告の一部は16年の米大統領選で、米国人を装ってトランプ大統領の陣営関係者と接触していた。
また、大統領選で共和党のトランプ氏や民主党のサンダース氏が有利になるように対抗候補にとって不利な情報を拡散していた。
(共同)
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